6 月 29 日、「第 29 回サロマ湖 100km ウルトラマラソン」に出場してきました。
いっぱい買い物して 練習した甲斐あって無事ゴールまでたどり着くことができました。
タイムはサブ 10.5 (10 と 1/3 ぐらい)
ひそかにサブ 10 を狙っていたので「スッゲーうれしいゴール」とはなりませんでしたが、100km 走っても筋肉痛以外の痛みは皆無なので四万十川ウルトラの時よりは進歩したかなと思っています。
コース
一周回るわけではありませんが、ほぼ「グルっとサロマ湖」のようなコースです。
個人的には 80km を過ぎたあたりから始まる折り返しの部分がキモかなと思いました。
ワッカ原生花園はきれいなんですがねぇ、、、
1 ~ 2km 走っただけで「早く折り返させてぐで~っ 」という気持ちになります。
オホーツク海に面していてもフツーに暑いサロマ湖
レース当日の気温・湿度と完走率です。
ご覧のように超長距離を走るには暑すぎな一日でした。
2014.7.29 追記:
参考までに過去 5 年、24 ~ 28 回は以下のとおりです。
やはりかなり暑かったんですね。
宿泊
くやしいですが、割高オフィシャルツアーを利用しました。
四万十川ウルトラのように個人手配しようと思いましたが、宿・バス・レンタカーおまけに飛行機まで絡んでくるとさすがに自分でアレンジする気にはなりませんでした。
練習
出走料のほかアゴアシも含めると原資がかなり掛かるレースなので記録が残らない DNF (Did Not Finish) だけは避けたいと思い 4 月から毎月 400 ~ 450 km 走りました。
レースになったら違う血が流れて少しはパフォーマンスが上がるだろうと思っていましたが、結果的には練習とほぼ一緒のペース。ちょっとだけイケるかもと思っていたサブ 10 はお預けとなってしまいました orz
どちらも休憩時に時計を止めていない平均ペースですが、余裕を持ってサブ 10 を達成するには、走っているときはキロ 5:30 ~ 5:40 ぐらいでレースを進めていかないと最終的に平均ペースがキロ 6:00 以下に収まらない感じがしますね。
う~む、白帯ランナー的には 10 時間のところに一本線が引かれてしまうわけだ。。。こりゃ、もうちょっと買い物しないとダメだな ::-D: 違うかっ
役に立ったギア
気温が高い気象状況だったので暑さ対策として用意していった Columbia Freezer Zero Neck Guard と MOUNTAIN HARDWEAR Way2Cool Arms が役に立ちました。
Freezer Zero Neck Guard の方は給水ポイントの「かぶり水」に用意されている大きめの氷を首の後ろあたりに突っ込んでみたところうまい具合に引っかかり落ちなかったので定期的にそこに氷を放り込んで走っていました。
氷が常に首筋に密着しているわけではないので冷却効果は?(ハテナ) ですが「首筋に氷がある」と思うだけでも気分が 1 ~ 2 度低下しました(^_^;)
たまに首筋あたりから氷を取り出し、口に放り込んじゃったりもして、脇の下に石を隠すラッコかよって感じ(笑)
食べられない氷だったのかもしれませんが、そんなこと構っていられません。
Way2Cool Arms のほうには水を掛けて走り、こちらも役に立った感がありました (173cm 62kg の私でサイズ M)
フツーにランシャツ・ランパンで走っている方も大勢いらっしゃるので時折「無くてもダイジョブなのかもな」なんてことも考えたりしましたが、長い距離の練習を "Freezer Zero Neck Guard アリ" で行っていたので怖くて外せませんでした。
もっとも私の場合、Neck Guard は暑さ対策だけではなく頭部の汗が下の方に落ちていってシューズ内が汗沼化するのを防ぐ役目もあるので外すに外せないってのもあります。
しぼりながら走りましたよ
実際に走ってみて
- 四万十川のときも思いましたが 100km ウルトラは 60km あたりを過ぎたあたりからいかにペースを崩さず、エイドで無駄な時間を消費しないようにレースを進めて行けるかがカギでしょうか。特にサロマはワッカだなぁ、ワッカにやられた感じがいまでも残っています。あまりに暑いと「エイドが恋人」になってしまい行く手に現れるごとに立ち寄って長居しちゃうんですよねぇ
- スイカはウマイっすね。「塩、目一杯かけてください」ってお願いしてエイドに出現するたびに食べました。
- 2.5km ごとに給水 (水) ありってことになっていますが、中には「かぶり水」だけのポイントもあります。
その「かぶり水」を飲むか飲まないかはその人次第ですが、私は飲みませんでした、氷は食べたけど(^_^;)
お腹のところに Salomon のソフトフラスク 8oz を脇差しのように差してスタートしたので常に多少なりとも水が入っている状態で走り、「かぶり水」だけのポイントではそのフラスクの水でしのぎ、たまに塩熱サプリを口に放り込んでいました。練習の時からやっていたことなので特に問題なしでした。この「かぶり水」しかない給水ポイントに関しては Runnet の大会レポでも触れられている方がいらっしゃいます。
- どこにでもいますね、スタートエリアの横に張ってあるロープをくぐって割り込んでくる厚顔なオッサン。今回は口が臭いオッサンでタイソウ参りました。あと立ちしょんオッサン、どうにかしてください。茂みに入ればいいってもんじゃないでしょ(苦笑)
- 生「エリック・ワイナイナさん」と NHK のランスマに出演している生「優ちゃん」見ました。
ちなみに優ちゃんのサロマ湖 100km チャレンジは NHK BS1 8/2 (土)、8/9 (土) 午後 6:00 放送予定だそうです。
と、まぁ、そんなサロマ湖 100km ウルトラマラソンでした。
。。。ウルトラは疲れますな
*iPhone はランドスケープモード (横位置) で使ってください。